〇鍼の太さと過去の苦い経験

ルート鍼を始めたばかりの頃、重症な膝痛の患者様に細い1~3番鍼(直径0.16~0.20mm)で施術を行っていました。週に一回ずつで、症状は少しずつ軽快していったのですが、最後のあと一歩がなかなか改善しない状態を数か月間も過ごしました。痛がりの患者様だったので毎回細い鍼で治療をしていました。施術する私自身も覚悟が足りていませんでした。思い切って鍼の太さを10番(直径0.34mm)に上げることを提案し嫌な顔をされながらも施術を行ったところ症状がみるみる改善していきました。こういった経験を数多くしてきたからこそ今現在は太い鍼ばかりを扱うようになりました。治らなくてずっと痛い思いをするよりも短時間痛みを我慢して症状が改善していく方が嬉しくありませんか⁉

僕なら痛い思いをしてでもそちらを選びます。これを読んで共感していただける方がおられましたら損はさせません!!是非ご来院ください。