〇肺炎後に1ヶ月続いた慢性微熱[35才男性]

 ◆症状

来院の一か月ほど前に肺炎により高熱が続き、抗生物質を服薬しやっとの思いで高熱は下がったが、その後一か月が経って病院から処方された薬を服用するが微熱が下がらない。 毎日午前中は36℃後半だが、仕事が終わる夜には37℃をこえて体がしんどい・・・とのこと。

 

◆治療方針

お腹やその他の触診の結果

慢性扁桃腺炎の所見とそれによる、瘀血(古い血)が原因で、微熱が発生したと判断

 

①慢性扁桃炎を鎮める(肘周辺のツボ)

②慢性扁桃腺により瘀血(生理的働きをしない古い血)を流す(足と手のツボ)

 

◆治療間隔と回数

●週に一回二回の鍼灸治療

●その他は自宅灸のみ

 

◆自宅灸

こちらが指定したツボに自宅でお灸を1か月間すえていただくように指示しました。 この方はコツコツと真面目にお灸してくれました。

 

◆経過

まれに疲れがヒドイ時は体温が上がることもありましたが、日に日に微熱が下がっていきました。 この患者様は一年たった今現在、症状は全くでていないそうです。

 

◆考察

抗生物質は長期服用できないので、慢性に移行した場合、なかなか治療が困難のようです。 肺炎のような急性で重度の疾患は、西洋医学の得意分野でしょうが、長期にわたり体力消耗や免疫力をあげないと治りにくい慢性微熱などには東洋医学が得意とするところです。  

 

◆その他

また、当院では慢性微熱によく効く漢方薬も取り扱っており、併用することにより早期回復が期待できます!病院で治療していてなかなか治らない慢性微熱の患者様がおられましたら、一度東洋医学的な療法をお試しください!