①お腹から整える治療

整形外科・整骨院・整体院で治療を受けて治る方もたくさんおられると思います。それでも治らない方は、治らないなりの複雑な原因があります。そういった複雑な原因をお持ちの患者様は整形外科や整骨院などの治療を受けてこられ、最終的に鍼灸院に来られることが多いです。そんな方々に、痛い所にだけ鍼灸をしてもまず治りません。当院では先人が数千年の長い年月をかけて作り上げてきた経験医学(東洋医学)をもとに、お腹を触ることで、不調の原因を見つけだします。そこで得られた体からの情報お聞きした情報(体質・病歴・過去の怪我・健康診断の結果など)をあわせて治療方針を組み立てていきます。

 

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◆ 季節性のある顎関節症  [47才女性]

◆症状

物をかむといつもではないがズーンとした痛みが15分くらい続くときがある。最近では右の歯ではものを噛まないようにしている。数件の病院に通ったが1~2年前からはストレス性の食いしばりが原因ではないかといわれている。少し顎を開けただけで右の顎関節からコキコキと音が響く。しかも毎年5月と9月になるとなぜかおかしくなるとのこと。 ご飯を食べるのがつらく相当なストレスを伴うようです。

 

◆治療方針

①免疫力のアップ (手足のツボ)

②首肩の筋肉を緩めます(手足のツボ)

・この方は腹診で肝臓の反応が出ておりました。(お酒好き♪)

→こういう方はだいたい体の右側に症状が出ることが多いです。(手足のツボ)

③カルシウム代謝を調節し咀嚼筋のこわばり緩和(背中、鎖骨下のツボ)

④顔や頸部に関係する血管運動神経の活性化で患部の血流アップ(背中のツボ)

⑤季節の変わり目に症状が起きる方への処置(足のツボ)

 

上記の通り、当院では顎関節症の治療で顔に鍼をうつことはありません

 

◆治療間隔と回数

●1週間に1回の治療を→1ヵ月間

●2週間に1回の治療を→1ヵ月間

●1か月に1回の治療を→現在に至るまで顎のメンテナンスや肩こりの治療のために来院されています。

 

◆セルフケア

痛みがひどかった時期は、こちらの指定したツボに毎日のお灸をしていただきました。その後はお灸をしていないようです。(本当はしていただいたほうがいいのですが・・・)

 

◆経過

同年9月、翌年5月と痛みを感じることなく過ごすことができ今現在も痛みなくお過ごしです。(※来院頻度や体質などにより痛みの消失までに個人差があります)

 

◆その他

また、通院初期で痛みがどうしてもヒドイ時、またはお仕事が忙しくなかなか自宅でのお灸をする暇のない方は、首より上の血流促進、鎮痛作用のある漢方薬の併用をおすすめします。非常につらい痛みを緩和してくれます。