◆慢性副鼻腔炎(蓄膿症)による顔の痛み  30才女性

鍼灸の症例でも掲載しましたが少し掲載文を変えております↓

 

もともとアレルギー体質のこちらの患者様、一か月前に出産をしてから体力が落ち、持病の鼻炎が悪化して副鼻腔炎(蓄膿症)にまでなってしまったようです。 耳鼻科に行って抗生物質や鼻炎薬、痛みどめをもらったそうですが、いっこうに効かず困っていたそうです。 

 

そこで当院では

●頭に2点、

●その他首や肘や足首などに4点ツボ

に体がホカホカ温まるお灸をしました。ほとんどの患者様がお灸をした時点で鼻が通ってきて、それから顔の痛みが薄らいでいきます。 

 

当院では副鼻腔炎(蓄膿症)による顔の痛みの治療は

 

●わたし(鍼灸師)によるお灸、

●自宅でのご自身でしていただくお灸、

漢方薬の併用でかなり短期間で痛みが取れてまいります。

(2種類)  

 

この患者様は翌日鼻をかんだら、ビックリするくらい粘っこい鼻水の親玉のような塊が出て、鼻がかなりすっきりしたそうです。 

その後もこんなに出るのかと驚くほどたくさん出てきたそうです。 2度の私によるお灸とご自宅での4~5日のお灸(せんねん灸)、4日分の漢方薬でほぼ気にならないくらいになり、とても満足していただきました。  

 

急性の副鼻腔炎では抗生物質で治癒することもあるようですが、慢性副鼻腔炎(蓄膿症)にまでなると、抗生物質の届かないところまで細菌が浸潤してしまうケースが出てきて、今回のようなケースに発展するようです。 

 

今回使用した漢方薬は葛根湯ベースの鼻炎薬で上半身の血流促進効果があり、肩こりや後頭部のコリを取り、同時に首より上の炎症を抑えるのに効果的です! それに化膿性炎症を抑え、去痰作用のある漢方を併用してもらいました。 

 

ちなみに費用的には漢方が4日~8日分で2600円~3600円+鍼灸が鼻炎のみの治療に関しては1000円(初回のみ+初診料1000円)くらいかかります。

◆尋常性乾癬症の治療   40代女性

これはわたしの知り合いの話なんですが、昨年12月、突然に湿疹のようなものができて痒くてたまらない。かきむしると飛び火するかのように湿疹が増えて、気づけば全身に広がってしまった。この方は仕事どころではなくなり入院しました。 病院での診断名は尋常性乾癬症で治療は抗アレルギー薬とステロイドにの服用でした。

 

入院してステロイドを服用しだすとみるみる顔が太っていき、それに引き続き体も丸くなっていきました。 いわゆるステロイドの副作用のムーンフェイスや中心性肥満というやつでしょう・・!? もとやせ型の知人が驚くほど太っていきました。 それでいて湿疹が治ればいいのですが症状はほぼ変わらない状態でした。   

私が少しでも役に立てないかと思うのですが、鍼灸をしようにも、福岡市と北九州市で毎週のように治療をする事ができません。

 

そこで、漢方薬を飲んでもらうことになりました。なかなかの珍しい疾患でしたので、かたっぱしから参考書を調べ、漢方メーカーの方とも相談した結果、2種類の漢方薬にたどり着きました。ひとつは過剰になったターンオーバーを抑える漢方薬と、瘀血(古血)を出してくれるものです。 この2種類の漢方薬を飲みだして、1か月もしないうちにみるみる湿疹が減っていきました。本人はかなり嬉しそうですが、飲みだして1年くらいになりますが一番症状がヒドイ頭皮だけがたまにかきむしってしまいジュクジュクが残っています。その他はほとんど気にならないくらいにまでなっています。 どうしても髪の毛を洗ったりその後に濡れたままになって、環境的に治りにくいようです。今現在は最後の頭皮の湿疹を治すべく、少量ずつ漢方を変えたりと奮闘中です。しかし、症状が出だした当時と比べたらかなり楽になったそうです。 

 

この病気はかなり難治症のようです。 西洋医学的にも現在はっきりした治療法が見つかっていない状態です。この難病で経過が思わしくない方は一度ご相談ください。 

◆産後のイライラ、母乳不足の方 33才女性

産後というとお産での体力の消耗もそうですが、2時間おきの授乳や夜泣きなどで寝不足が続き、体調を大きく崩される方や、産後うつを起こされる方も少なくないようです。

そんな産後の女性に昔からすごく重宝された漢方があります。

その名は『芎帰調血飲第一加減』といいます。長くて覚えずらい名前ですが、その複雑な名前の通り、たくさんの生薬が絶妙のバランスで入っております。 この漢方薬は『産後の聖薬』と言われ、産後に起こる悪露や母乳不足、産後のイライラなど、体力低下やホルモンバランスの変化から起こる症状を軽減してくれる働きがあります。 この薬の特にいいのは、東洋医学でいう『瘀血~おけつ』をとりのぞいてくれます。瘀血とは生理的な働きをしない血液のことをいい、いわゆる『古血』のことで、よくいう『血の道症』の原因です。 産後の女性はしっかりと悪露が出きれなかったり、帝王切開によりお腹にメスを入れること、または寝不足やストレスからも瘀血がたまりやすく、そのことで体調を崩しやすくなります。

そんな症状を、体を温めながら上手に整えてくれるお薬です。

わたしも仕事柄たくさんのご年配の方からお話を聞く機会がありますが、お産が原因でその後もずっと体調が悪いのを引きずっておられる方が結構多くいらっしゃいます。この繊細な時期でのケアが今後の生涯にわたる体調に影響を及ぼします。 ぜひ産後のケアにお役立てください!当院であつかっているコタローさんの芎帰調血飲第一加減はほかのメーカーさんよりもしっかりと生薬が入っておりとってもお勧めです!